それぞれの稽古休み。葛川編。

今日は稽古休み。
今日明日の稽古休みが終われば本番に向けての怒涛の日々です。

私は舞台のスタッフを生業にしています。今日は音響オペの仕事です。「子ども環境劇場in京北」の発表会のリハーサル。3日間の合宿で環境演劇を創作したものの発表会。彼ら彼女らにとっては、もしかしたら最初で最後の演劇かもしれない。そう思うと身が引き締まります。

人生で唯一の演劇かもしれない。

そんなことを考えるのは、もしかしたらこの企画くらいかもしれません。
演劇を仕事にしていると、一つ一つの重みがそれほどでもなくなる瞬間があります。演者にとってもお客さんにとっても一期一会なのに、気を抜くと一回の本番に対する思いが軽くなってしまう。そんな自分を、ぎゅっと手綱を引いて繋ぎ止めないといけないこともあります。
私はもう5年ほど毎年この企画に関わっていますが、そんなことを毎年思い出させてくれる大切なお仕事です。

そんなことを考えながら、ヲサガリのみんなの稽古休みに想いを馳せています。
みんな何してるんだろ。
みんなにも子どもたちにも負けないように頑張ります。